aliasコマンドと.bashrcの編集
C言語を使ったプログラミング演習が始まり、その中で"ansi規格"でのプログラミングを心がけるよう話がありました。便利なことにgccには"-ansi"オプションで、ansi仕様にコンパイルをしてくれるオプションがあります。他にもすべて警告を表示させる"-Wall"、やC99準拠でのコンパイル"std=c99"つけるようにとのこと。
オプションをきにしたことがなかったので、意外や意外警告が多くてビックリ(*o*)
人為的なミスは何とも仕方ありませんが、可能な限り正しいプログラムに正すため必要なことだと感じました。
そこで本題です。そのオプションをつけるためにも…毎度打ち込んでいるのはちょっと面倒くさい…楽したいですから!そこでこのコマンドを使います。
$ alias [command name]='[command(optionなど含む)]'
aliasコマンドです。書式は上の通りです。これでコマンドにオプションを含ませることができます。で、私は以下の通りに変更します。
$ alias gcc='gcc -Wall -ansi -std=c99 -lm -o'
"-lm"(math.hを使ったときよく忘れる)と"-o"も加えておきます。
これでできたーOKだーー!
後日…
設定が消えている…だと!?
消えていました。".bashrc"を編集すると解決しそうです。".bashrc"はシェルの設定ファイルのことです。
ここにコメントと先ほどの一文を追加
$ #gcc add option alias $ alias gcc='gcc -Wall -ansi -std=c99 -lm -o'
ね、簡単でしょ?まぁ調べてやってみましたからw
最後に
$ source ~/.bashrc
を実行して更新完了です。再度ログインされるまで変更内容が反映されないようです。
- 今回分かったことと補足
- ファイル名の前に"."をつけると隠しファイルになる
- aliasコマンドを使ったものの前に"\"をつけると編集前のコマンドが使える
- bashrc = Bourne again shell run command